以前NHKで「オオカミはこうしてイヌになった~いま変わる遺伝の常識~」
http://www.nhk.or.jp/inochi/special/index110826.htmlという番組があって、生物学者の福岡伸一先生がロシアですごい数のキツネを飼って研究している研究者を尋ねていて、これがすごく面白かった。
最初に人間の家畜になったのが犬(オオカミ)で、次に牛や馬、最後に猫が家畜になったと。
野生のキツネは一般に凶暴だけど、実験で、そのうちのおとなしい性格のものだけを掛け合わせていくと、人になついてしっぽを振るキツネが登場する。それの特徴について論文にして発表されたわけです。
牛などを含めた家畜に共通するのは「幼児の特徴がある」ということ。
野生のものより、人なつっこい性格があり、頭に白い幼児の模様を残していることが多く、目は離れ、頭蓋骨の形も幼児のそれに近い、と。
脳も、幼児のうちに早めに完成するのではなく、ジャレたり遊んだり幼児的なことをしていることによって、脳の完成が遅くなる代わりに、より高度な処理ができるようになる、と。